人生の大きな買い物となる住宅の購入では、注文住宅と建売住宅のどちらにするか、悩む方も多いでしょう。
注文住宅は理想や好みに合わせてカスタマイズできるのが魅力です。一方で、建売住宅と同じ条件で比較すると、コストが高くなるかもしれません。
そこでこの記事では、注文住宅を建てるメリットとデメリット、建売住宅との違いを解説します。
また、以下の記事では当メディアが厳選した霧島市でおすすめの注文住宅会社を紹介していますので、気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。
注文住宅の基本
注文住宅とは、希望や要望に合わせて1から設計・建築する住宅のことです。
ここでは、注文住宅の基本を解説するため、前提知識を理解しておきましょう。
建売住宅との違い
注文住宅は、好きな土地を選べて、希望に合わせて間取りやデザイン、設備などをカスタマイズできる住宅です。建売住宅は、不動産会社が土地と建物をセットで販売している物件を指します。
注文住宅では注文住宅会社の選択から間取り、インテリアまで好みで決められる一方で、建売住宅は既に決まっている仕様に引っ越してから合わせる必要があります。ライフスタイルや優先したい点を考慮して選ぶことが大切です。
フルオーダー住宅・セミオーダー住宅の違い
注文住宅を検討する際『フルオーダー』と『セミオーダー』の2つの選択肢があります。
フルオーダー住宅は、家づくりに関するほとんどを自由に決められる住宅です。間取りや外観デザイン、内装、設備に至るまで自由度が高く、理想の住まいを実現しやすいのが特徴となります。
一方、セミオーダー住宅は、基本的な仕様は決まっているものの、間取りや設備のカラー、種類などは、好みにカスタマイズ可能です。ある程度の仕様が決まっているため、フルオーダーよりも打ち合わせ期間が短く、建築コストを抑えられるメリットがあります。
ただし、セミオーダー住宅では、仕様の幅が限定的になることや、特殊な土地形状や狭小地に対応しにくいといったデメリットもあるため注意が必要です。また、自由度はハウスメーカーごとに異なるため、複数の会社を比較することをおすすめします。
注文住宅を建てるメリット6選
注文住宅を建てるメリットは、主に以下の6つです。
それぞれ解説するため、参考にしてください。
1.希望の土地を選べる
土地を購入する場合には、希望する立地で家を建てられます。理想とする環境や条件に合わせて、土地選びから始められるのがメリットです。
以下のように、希望やライフスタイルに合った立地を選べます。
- 子供の通学に便利
- 自然が豊か
- 職場に近い
一方、建売住宅は土地と建物がセットで販売されるため、立地の選択肢は限られます。しかし、建売住宅は立地が明確で、周辺環境も含めて検討しやすいメリットもあるため、どちらが良いのか総合的に判断しましょう。
2.好みの会社・担当者に依頼できる
自分の目で見て、信頼できると感じた注文住宅会社や担当者を選んで依頼できます。一生に一度の大きな買い物だからこそ、相性の良いパートナーと家づくりを進めることが後悔しない家づくりのポイントです。
注文住宅では、担当者との相性も重要なチェックポイントとなります。コミュニケーションのとりやすさやレスポンスの早さ、提案の的確さなどを確認しましょう。家が完成するまでしっかりとリードしてくれて、何でも相談できるような建築会社を選ぶことがおすすめです。
また、会社を選ぶ際は、口コミ・評判、施工事例、見積もりの安心感などをチェックしてください。複数の会社を比較検討して、慎重に選ぶことが大切です。
3.間取りの選択肢が広がる
注文住宅では間取りや建材を自由に選べます。ライフスタイルや家族構成に合わせた理想の住空間を実現できるのが注文住宅の魅力です。
例えば、趣味のスペースを広めに取ったり、将来の家族計画を見据えた部屋数を確保したりと、ニーズに合わせたカスタマイズが可能になります。
建売住宅と比べると、自由度が高く、家族の暮らしに合わせた間取りを実現できます。間取りはもちろん、設備や細かい内装まで、自分好みにカスタマイズできるため、理想の住まいづくりが可能です。
ただし、カスタマイズの自由度が高い分、すべての希望をかなえるとコストが高くなる可能性を考慮してください。
4.デザインや仕様を選べる
注文住宅では、外観デザインやインテリア、素材、構造、住宅設備まで、自由に選択できます。建売住宅では難しい、細部までのこだわりを反映させられるのが注文住宅の特徴です。
間取りやデザインはもちろんのこと、目に見えない細部まで、希望通りに仕上げられます。
注文住宅では、以下のような具体的な希望も実現可能です。
- 家事動線を効率化したい
- ペットが快適に過ごせる空間が欲しい
- ロフトを設計したい
他の住宅とかぶらない、オリジナルの家づくりができるのが、注文住宅で家を建てるメリットです。
5.建築過程を確認できる
家が完成するまでの建築過程を自分の目で確認できます。マイホームは人生の大きな買い物で、建築現場や建築過程をチェックできれば、安心して住み続けられるでしょう。
一方で建売住宅は完成した物件を購入するため、ほとんどの場合、建築の過程を見られません。注文住宅では、基礎工事や構造体の組み立て、断熱材の施工など、完成後には見えない部分の施工状況も確認できます。
6.予算を調整できる
注文住宅では、優先順位の高い部分には予算をかけ、そうでない部分はコストダウンを図るなど、総額の費用をコントロールできます。
例えば、キッチンにこだわりたい方は設備に予算を配分し、他の部分ではシンプルな仕様を選ぶといった調整が可能です。
もし予算オーバーになった場合でも、建物の形状や間取り、設備などを見直すことで費用を削減できます。
ただし、注文住宅はこだわりが強くなるほど費用が上がる傾向にあるため、予算内で優先順位を設定して、慎重に取捨選択することが重要です。
注文住宅を建てるデメリット3選
注文住宅にはメリットがある一方で、以下のデメリットもあります。
デメリットを把握したうえで、注文住宅にするか検討しましょう。
1.すぐに引っ越せない
注文住宅は、完成までに時間がかかるため、すぐに引っ越せません。建売住宅と比較すると、自由度が高い分、家づくりに費やす期間が1年ほどかかります。
一方、建売住宅はすでに完成しているため、契約後すぐに入居できるのがメリットです。時間的な余裕がない場合や、早く新居に引っ越したい場合は、建売住宅も選択肢となるでしょう。
2.完成まで実物を見られない
設計図や3DCG、模型でイメージの確認はできるものの、細かい部分は完成するまでわかりません。平面の間取り図や完成イメージのパースだけで完成形を把握するには限界があり、実際に住んでみると「こんなはずじゃなかった」と感じるケースもあります。
建売住宅と異なり、実物を見て判断できない分、注文住宅会社とコミュニケーションをしっかり取り、イメージのすり合わせを丁寧に行うことが重要です。
3.建築費用が高い
注文住宅は理想を家に反映させられる分、設計や施工にコストがかかるため、建築費用が高くなる傾向があります。設備や素材を自由に選べるため、希望をすべてかなえようとすると、費用が高くなるかもしれません。
また、注文住宅は大量生産や大量発注に向いていないため、コストカットできる部分が限られており、材料費・人件費も高めです。
建売住宅と比べると高額になりやすいため、どの程度理想をかなえたいのか考え、注文住宅にするか検討しましょう。
注文住宅を建てるなら株式会社クオリティホームがおすすめ

項目 | 詳細 |
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会社名 | 株式会社クオリティホーム |
会社住所(R+house霧島姶良) | 鹿児島県霧島市隼人町真孝25番地 |
会社住所(R+house鹿児島南) | 鹿児島県鹿児島市薬師2丁目17番25号 |
対応エリア | 鹿児島県 |
公式サイト | https://qualityhome.co.jp/ |
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また、以下の記事ではクオリティホームの会社の特徴や口コミ、施工事例などを詳しく解説していますので、気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。
注文住宅のメリットを生かした施工事例
施主希望のリビング階段やアーチ型の開口部のパントリー、庭とつながる大きな窓など、注文住宅の自由設計を活かした住宅です。
好みのキッチンやスケルトン階段、ダウンライトなど、設備やデザインも好みに合わせて採用できます。収納スペースからLDKへ直接アクセスできる家事動線を意識した間取りなど、細部までこだわり抜かれた住まいです。
まとめ
本記事では、注文住宅のメリットとデメリットを解説しました。注文住宅は設計の自由度が高く、理想の暮らしを反映できるのが魅力です。しかし、時間がかかるほか、費用が高額になりやすいデメリットもあるため、慎重に検討しましょう。
注文住宅のメリットを活かすには、提案力のある注文住宅会社を選ぶことが大切です。この記事で紹介した株式会社クオリティホームも検討してみてください。