「かぎんで住宅ローンを借りる際の金利はどれくらい?」
「かぎんの住宅ローンの種類は?」
鹿児島銀行はコンビニエンスストアのATMに設置されていることが多く、日常的に利用している方も多いです。利用している方の中には、マイホームの購入を考えていて、どこで住宅ローンを借りると良いのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
しかし、金利や住宅ローンとなると難しいイメージを持っている方も少なくないでしょう。
そこで本記事では、鹿児島銀行の住宅ローンの金利についてや、住宅ローンの種類、住宅ローンの選び方などを解説します。紹介する内容を参考に、鹿児島銀行の住宅ローンが合っているのか判断してみてください。
住宅ローンの種類

鹿児島銀行では、ライフスタイルやライフステージに合わせて、住宅ローンや保険が提供されています。鹿児島銀行の住宅ローンを以下3つ紹介します。
- 基本を備えたかぎん住宅ローン
- さまざまなニーズに対応した住宅ローン
- 万が一に備えた保証
鹿児島銀行のメインの住宅ローンは基本が備わっている「かぎん住宅ローン(プロパーコース)」です。変動金利と固定金利があります。
- 変動金利:半年ごとに金利の見直し
- 固定金利:固定2年、固定3年、固定5年、固定10年の4種類。固定金利指定期間中は金利および返済額が一定
メインの住宅ローン以外にも以下の住宅ローンが用意されています。
住宅ローン | 借入利率 | 借入金額 | 借入期間 |
---|---|---|---|
かぎん住宅ローン (プロパーコース) | 新変動金利型固定金利選択型 | 100万円以上2億円以内(10万円単位) | 3年以上40年以内(6か月間隔) |
かぎん住宅ローン (全国保証V) | 新変動金利型固定金利選択型 | 100万円以上1億円以内(10万円単位) | 3年以上40年以内(6か月単位) |
かぎん住宅ローン (みのり信用保証V) | 新変動金利型固定金利選択型 | 100万円以上1億円以内(10万円単位) | 3年以上40年以内(6か月単位) |
かぎん「長期固定金利型住宅ローン(機構買取型)」 | 全期間固定金利 | 住宅購入価格の100%以内、かつ100万円以上8,000万円以下(1万円単位) | 15年以上35年以内(1年単位) |
かぎん住まいるサポート | 新変動金利型固定金利選択型 | 100万円以上1億円以内(1万円単位) | 3年以上40年以内(月単位) |
かぎんリフォームローンかぎん空き家対策支援ローン (リフォームローン) | 鹿児島銀行指定の変動金利 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) | 6か月以上15年以内(6か月単位) |
かぎん住宅資金借換ローン (無担保コース) | 鹿児島銀行指定の変動金利 | 10万円以上500万円以内(1万円単位) | 6か月以上10年以内(6か月単位) |
住宅関連融資つなぎ融資制度 | ※窓口に問い合わせ | 2億円以内(10万円単位) | お借入枠期限1年未満 |
かぎん賃貸マンションローン | 新変動金利型固定金利選択型 | 100万円以上3億円以内 | 1年以上25年以内 |
さらに詳しい内容については、鹿児島銀行のホームページにて確認できます。
鹿児島銀行の住宅ローン | 金利一覧

鹿児島銀行の住宅ローン金利を以下にまとめました。
▼住宅ローン | 保証料一括型
項目 | 基準金利 |
---|---|
新変動金利型 | 2.725% |
固定金利選択型2年 | 2.400% |
固定金利選択型3年 | 2.750% |
固定金利選択型5年 | 2.950% |
固定金利選択型10年 | 3.400% |
鹿児島銀行の住宅ローン金利は上記の通りです。住宅ローンを利用する際は、金利だけでなく、団信生命保険の保証内容など、それ以外のポイントもチェックし、判断しましょう。
変動金利と固定金利とは

金利には変動金利と固定金利があります。この2つの特徴や違いは以下の通りです。それぞれ特徴があるため、自身がどちらに合っているかチェックしてみてください。
項目 | 変動金利 | 固定金利 |
---|---|---|
変動金利 | 固定金利 | |
イメージ | 出典元:鹿児島銀行 | 出典元:鹿児島銀行 |
特徴 | ・金利が半年ごとに見直される(年2回/4月1日と10月1日) ・金利の変動に伴い、返済額も変更される ・固定金利型への変更可 | ・一定期間金利を固定できる(2年・3年・5年・10年から選択が可能。固定年数によって金利が異なる。) ・固定期間が終わると、変動金利になる |
メリット | ・フラット35と比べると低金利 ・金利が低下すると、返済額が減少する | ・低金利の局面では、当面の返済額を確定させたうえで低金利のメリットを享受できる |
デメリット | ・金利が上昇すると、総返済額が増える ・借入時に総返済額が分からないため、返済プランが立てにくい | ・金利低下局面でも固定金利特約期間は金利変更できない |
向いている人 | ・金利が上昇しても、返済できる見通しがある方 ・繰り上げ返済で元金を減らせる方 ・返済期間が短い ・借入額が少ない | ・固定金利期間中になるべく返済額を確定させ、返済を進め、ライフイベントの支払い時に変動金利で返済額を抑えたい方 |
鹿児島銀行では、固定金利の場合、事前審査の申込時、本審査申込時の金利がそれぞれ12カ月後の月末まで選べます。長期優良住宅の場合は12カ月後の月末まで、お借り換えの場合は3カ月後の月末まで選べます。
住宅ローンの団信の内容

住宅ローン選びにおいて、金利と同じくらい重要なローン返済の保証についてみていきましょう。住宅ローンの返済は高額であるため、ローン返済者に万が一のことが起きてしまうと、返済が困難になってしまう恐れがあります。
そのため、ローンの契約者、その家族に万が一のことがあった場合に残りのローン返済が免除となる制度「団体信用生命保険(団信)」があります。
返済できないとなると、住宅ローン借入の担保としているマイホームを手放すことになります。そのため、万が一の時に備えて、家族を守るためにも、住宅ローンや団信は慎重に選びましょう。
鹿児島銀行には以下のような団信が用意されています。
項目 | 保障内容 | 条件 | 保険料 |
---|---|---|---|
がん診断特約付住宅ローン | がんと診断された場合、住宅ローンの返済残額が保険金として支払われる。 | ー | 無料 |
3大疾病保障付住宅ローン | 右記いずれかの場合に、住宅ローンの返済残額が保険金として支払われる。 | ・がんと診断されたとき・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日以上継続したとき | 住宅ローン金利+年0.1% |
全疾病保障付住宅ローン | 下記のいずれかの場合、住宅ローンの返済残額が保険金として支払われる。 | ・急性心筋梗塞、脳卒中で所定の状態が60日以上継続したとき・高血圧症、糖尿病、万戦腎不全、肝硬変、慢性膵炎により就業できない状態が12か月をこえたとき・病気やケガで就業できない状態が12か月を超えたとき | 住宅ローン金利+年0.2% |
全てのプランに共通する保障は以下4つです。
- ローン契約者の妻が女性特有がん(乳がん・子宮がん)と診断された場合、一時金が100万円支払われる
- がん先進医療の技術料に対して、通算1,000万円まで保障される※1回最大500万円の保障
- 上皮内がん、皮膚がんと診断された場合、一時金30万円が支払われる
- 入院が継続し、ローン返済日を迎えた場合、ローン返済額の1カ月分が支払われる
万が一の際に備えて、住宅ローンや団信についてはしっかりと理解しておきましょう。
発生する諸費用
上記で団信にはどんなものがあるか紹介しました。それでは、諸費用として何が発生するのかを紹介していきます。
団信の保険料は、住宅ローンの金利に上乗せして支払います。それ以外にも事務料や保証会社への保証料などの諸費用が必要です。以下に表にしてまとめたため、ぜひ参考にしてください。
項目 | 費用 |
---|---|
取扱手数料 | 55,000円 |
保証料分割型 | 毎月支払う金利に含む |
返済条件変更手数料 | 5,500円 ※借入金額200万円未満の場合は不要 |
項目 | 詳細 | 費用 |
---|---|---|
保証料 | 保証料一括型 | 借入額100万円あたりの保証料(概算)10年:7,950円15年:11,478円20年:14,658円25年:17,475円30年:19,933円35年:22,046円 |
繰上返済手数料 | 固定金利型変動金利型新変動金利型 | 一部繰り上げ返済窓口:3,300円インターネット:0円 |
繰上返済手数料 | 固定金利選択型 | 一部繰上げ返済窓口:22,000円インターネット:0円 |
選ぶプランによっても諸費用が異なるため、契約前に商品説明書は必ず確認しておきましょう。
住宅ローンの審査について

ここでは、住宅ローンの審査について以下の3つを解説していきます。
以下で詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
住宅ローンの審査基準
鹿児島銀行の住宅ローン審査は事前審査(仮審査)と本審査の2段階です。事前審査では、以下の内容について金融機関が重点的に確認します。
▼事前審査確認事項
項目 | 詳細 |
---|---|
本人の収入状況に関するもの | 年齢、年収、雇用形態、継続年数など |
借入金額に関するもの | 借入金額(融資可能額)、返済負担率など |
信用情報に関するもの | 他の債務状況や返済履歴など |
本審査では、金融機関だけでなく、保証会社による審査も行われ、健康状態や担保評価なども細かく確認し、融資可能かどうかの判断が行われます。鹿児島銀行では、事前審査(仮審査)のみインターネットから申請できます。
鹿児島銀行の住宅ローンを利用する際、審査には以下の書類が必要です。
- 本人確認資料(運転免許証など)
- 健康保険証
- 前年度の年収が分かる資料(源泉徴収票など)
上記以外に必要な書類が必要な場合もあるため、お住まいの近くのローンセンター、もしくは営業店に問い合わせをしてみてください。
利用できる条件
鹿児島銀行の住宅ローンが利用できる主な条件を以下にまとめました。
▼一般団信・疾病団信 | 共通条件
項目 | 条件 |
---|---|
借入期間 | 40年以内 |
借入金額 | 2億円以内 |
職業 (雇用形態) | 継続して安定した収入がある方 |
年収 | 特になし |
継続年数 | 特になし |
健康状態 | 団体信用生命保険に加入が認められる |
保証 | 保証会社の保証が受けられる |
その他 | 鹿児島銀行所定の融資条件を満たす |
▼一般団信・疾病団信 | 異なる条件
項目 | 一般団信 | 疾病団信 |
年齢 | 満18歳以上満71歳未満かつ完済時満82歳未満 | 満18歳以上満51歳未満かつ完済時満76歳未満 |
年齢に関しては、疾病団信の種類によって加入年齢や完済時年齢が異なるため、注意してください。
審査に落ちないための対策
住宅ローンの審査を申し込み、審査に落ちてしまうこともあります。落ちてしまっても、金融機関が教えてくれることはありません。
審査で落ちてしまう理由は金融機関によって異なります。落ちる理由としては、以下のような項目に当てはまっている可能性が高いです。
- 勤続年数が少ない
- 収入が安定していない
- 健康状態
- 借入が多数ある
- 過去に返済事故を起こしたことがある
上記の項目が当てはまっている可能性が高いですが、どの項目で落ちてしまったのか、答え合わせはできません。
当てはまる項目はないか事前に確認しておきましょう。
上記の項目に心当たりがあれば、その項目を改善してから再度申し込むことが必要です。対策方法として以下が挙げられます。
項目 | 対策 |
---|---|
勤続年数 | 勤続年数を増やす、収入を安定させる |
返済能力が低いと考えられた場合 | 夫婦合算収入として世帯収入をアップさせる |
健康状態 | 症状を改善させる |
借入が多数ある | 借入を完済させる |
過去に返済事故を起こしたことがある | 信用を回復させる※5∼10年程度は事故歴ありとしてブラックリストに載ってしまう |
上記を参考に、住宅ローンの審査に落ちない対策をとってみてください。
ローンシミュレーション

住宅ローンを利用する際、自分の年収からどれくらいの住宅ローンが組めるのか、毎月の返済額はどれくらいなのかを事前に知っておくと安心です。鹿児島銀行のローンシミュレーションは以下のページから行えます。
項目 | 詳細 | URL |
---|---|---|
住宅ローン返済金額の試算 | 借入金額から毎月の返済額を計算 | https://loan.kagin.co.jp/welcome/loan/simulation?pdtCd=000001&s_type=001 |
住宅ローン借入金額の試算 | 毎月の返済予定額から借入額を計算 | https://loan.kagin.co.jp/welcome/loan/simulation?pdtCd=000001&s_type=002 |
住宅ローン借り換え金額の試算 | 現在の住宅ローンから借り換えした場合、どれだけお得かを計算 | https://loan.kagin.co.jp/welcome/loan/simulation?pdtCd=000001&s_type=003 |
店舗で返済シミュレーションしてもらうこともできますが、書類をそろえて店舗に行く必要があり手間がかかります。鹿児島銀行では上記URLから試算できるため、住宅ローンの利用を検討している方は利用してみてください。
住宅ローン申込みの流れ

鹿児島銀行で住宅ローンの利用を検討している方は、申込みの流れも知っておきましょう。住宅ローンの申込みは素人では判断が難しい場合もあるため、鹿児島銀行のスタッフや住宅会社に相談することがおすすめです。
住宅ローンの申込みの流れを以下にまとめました。
- 住宅ローンについて詳しく知る
- 事前審査の申込み | 審査期間:7~14日
- 本審査の申込み | 審査機関:3~7日
- 契約
- 本審査の結果の案内
- 住宅ローン契約の手続き
- 融資の実行
住宅ローンの事前申込みは購入する土地が決まり、住宅の設計プランが必要になる場合が多いです。また、土地や注文住宅の契約をする際は、住宅ローンの事前審査に通っている方が優勢なため、土地や住宅の設計プランが決まったら事前審査を通しておきましょう。
住宅ローンの失敗例

ここでは、住宅ローンの失敗例を紹介します。
それぞれの例を参考にして、住宅ローンで後悔しないようにしましょう。
毎月の返済額が高すぎた
住宅ローンで多くの人が直面する失敗のひとつが、「毎月の返済額が高すぎた」というケースです。購入時は将来の収入増を見込んでローンを組んだものの、実際には思うように収入が増えず、家計を圧迫するケースがあります。
特に子育てや教育費、予期せぬ出費が重なると、住宅ローンの返済が生活を圧迫し、精神的な負担にもなります。無理な返済計画は生活の質を下げ、最悪の場合、家を手放すことにもなりかねません。
住宅ローンを組む際は「借りられる金額」ではなく、「返せる金額」を基準に慎重に計画を立てることが大切です。ゆとりある返済額を設定することで、将来の安心にもつながります。
住宅ローンの審査が通らなかった
住宅ローンの審査が通らなかったケースは、意外にも多くの方が経験しています。中でも多いのが、収入に見合わない借入希望額を申請してしまったパターンです。
金融機関は返済能力を厳しくチェックしており、年収や勤務先の安定性、勤続年数なども重要な審査ポイントです。また、過去のクレジットカードやローンの支払い遅延が信用情報に記録されていると、現在は問題なくても審査に大きな影響を及ぼします。
携帯料金の分割払いもローン扱いとなるため、延滞があると要注意です。事前の自己チェックや専門家への相談を怠ると、住宅購入の計画自体が大きく狂います。
なにも考えずに変動金利を選んでしまった
「なんとなくお得そうだから」「周りもそうしているから」といった理由で、深く考えずに変動金利を選んでしまう人が多いです。変動金利は一見、固定金利よりも低く見えるため魅力的です。
しかし、金利が上昇した場合、月々の返済額や総返済額が想定以上に増えてしまうケースがあります。将来的な金利の動きは予測が難しく、不確実性が高いため、慎重な判断が求められます。
特に、家計に余裕がない状態で変動金利を選んでしまうと、急な金利上昇が家計を直撃するリスクが高いです。安易な判断ではなく、将来のライフプランや収入の見通しを踏まえたうえで、最適な金利タイプを選びましょう。
定年後まで返済することになった
返済期間も慎重に検討する必要があります。収入が安定している現役時代には問題なく返済できても、定年を迎えると年金収入に頼らざるを得ないです。
結果として、老後の生活資金が不足し、生活の質が下がる可能性があります。若い頃に無理のない返済計画だと感じていても、将来の収入減少や医療費の増加など、予期せぬ出費が重なることも想定すべきです。
長期のローンは安心材料になる一方で、リスクにもなり得るのです。住宅ローンを検討する際は、完済時の年齢をしっかり意識し、できるだけ定年前に返し終えられるよう計画を立てましょう。
ペアローンで共働きができなくなった
ペアローンを利用して住宅を購入する共働き夫婦が増えています。しかし、どちらかが働けなくなった場合の影響は深刻です。
たとえば、出産や介護、病気などで妻が退職せざるを得なくなった家庭では、収入が激減します。ペアローンはそれぞれが別々に返済義務を負うため、一方が収入を失っても返済額は減りません。
生活費を削るしかなくなり、家計は大きな負担を抱えることになるでしょう。最悪の場合、住宅を手放さなければならない事態に陥るケースもあります。
共働き前提でローンを組むのは非常にリスクが高いため、将来のライフプランを慎重に考えたうえで住宅ローンの選択をすることが重要です。
住宅ローンで失敗しないためには

住宅ローンで失敗しないためには以下3つを押さえる必要があります。
それぞれのポイントを把握して、後悔のない住宅ローンを組みましょう。
営業に任せすぎない
住宅ローンを組む際、営業担当者にすべてを任せきりにするのは避けるべきです。営業担当者は、自社の提携先や都合の良い商品を優先的に勧めるケースがあります。
本当に自分にとって最適なローンであるかを判断するには、第三者の情報や複数社の比較が必要です。金利の種類や返済期間、団体信用生命保険の内容など、後で変更できない重要な要素もあります。
自身のライフプランに合った条件をしっかり確認しましょう。「わからないからプロに任せる」ではなく、「わからないからこそ自分でも調べる」姿勢が、住宅ローンでの失敗を防ぐために必要です。
長期目線で考える
目先の金利や月々の返済額だけにとらわれず、長期的な視点で計画を立てることが重要です。子どもの進学、転職、定年後の生活など、10年、20年先の変化を想定する必要があります。
たとえば、今は返済可能でも、将来的に収入が減少する可能性があるなら、余裕を持った返済計画が必要です。また、変動金利を選んだ場合、将来的に金利が上昇するリスクも考慮する必要があります。
無理のない資金計画を立てるためにも、長期目線で住宅ローンを見つめ、家計全体を俯瞰する視点を持つことが大切です。安易にローンを組まず、将来の自分にとっても納得できる選択を心がけましょう。
無理のない返済額を考える
「無理のない返済額」をしっかりと見極めることが重要です。目安としては、毎月の返済額が手取り月収の25%以内に収まるようにしましょう。
たとえば、手取り月収が30万円であれば、返済額は7万5千円以内が理想的です。また、今後のライフプランも考慮する必要があります。子どもの教育費や老後資金など、将来の出費も視野に入れた資金計画を立てましょう。
住宅ローンは長期にわたる契約です。金利の変動や予期せぬ出費にも耐えられる、余裕のある返済計画を心がけてください。
住宅ローンを選ぶ際のポイント

住宅ローンを選ぶ際のポイントは以下の6つです。
それぞれのポイントを把握して、適切な住宅ローン選びに役立ててみてください。
どのくらい借りられるか
借入可能額は、年収や勤続年数、他のローンの有無などによって金融機関が審査し決定します。一般的には年収の5〜7倍が目安とされていますが、審査基準は金融機関ごとに異なります。
また、借りられる金額と返せる金額は必ずしも一致しません。無理のない返済計画を立てるためにも、月々の返済額や将来の支出を踏まえて検討することが大切です。
資金計画をしっかり立てることで、安心してマイホーム購入を進められます。借入額は慎重に見極めましょう。
金利のタイプは何種類あるか
金利タイプには主に3種類あり、それぞれに特徴とリスクがあります。まず「固定金利型」は返済期間中の金利がずっと変わらないタイプです。
将来の金利上昇の影響を受けず、返済額が一定なので計画が立てやすいのが特徴です。「変動金利型」は、半年ごとに金利が見直される仕組みで、低金利時にはメリットがあります。
しかし、金利が上がると返済額が増える可能性が高いです。「固定期間選択型」は、一定期間は金利が固定され、後は変動金利か再度固定金利を選べるタイプです。
最初の数年間だけ金利を安定させたい人に向いています。それぞれの金利タイプにはメリットとデメリットがあるため、自分のライフプランや将来の収入の見通しに合わせて選びましょう。
手数料・諸費用はいくらかかるか
住宅ローンを組む際には、金利だけでなく手数料や諸費用にも注意が必要です。主な諸費用には、融資事務手数料や保証料、登記費用、火災保険料などが含まれます。
金融機関によっては、保証料が不要な代わりに高めの事務手数料がかかるプランもあります。たとえば、融資事務手数料は定額で数万円の場合もあれば、借入額の2.2%程度がかかるケースもあるのです。
他の費用を合わせると、借入額の3〜5%程度を見込んでおきましょう。コストはローンの総返済額に大きく影響します。住宅ローンを比較する際は、金利だけでなく、諸費用の内訳や総額も必ずチェックしましょう。
返済方法や期間
自分のライフプランや収入の見通しに合ったプランを選ぶことで、無理のない返済が可能です。返済方法には元利均等返済と元金均等返済があります。
元利均等返済は毎月の返済額が一定で計画が立てやすく、元金均等返済は総返済額を抑えやすいのが特徴です。返済期間は、短期間に設定すると利息を抑えられますが、月々の負担が大きくなります。
逆に長期間にすると毎月の支払額は少なくなりますが、利息が増える点に注意が必要です。将来的な収入や支出の見通しを踏まえたうえで、無理のない返済計画を立てることが大切です。
相談しやすいか
初めて住宅ローンを利用する方は、不明点や不安を気軽に相談できる環境があるかどうかで、安心感が大きく変わってきます。担当者が親身になって対応してくれるか、質問に対して丁寧かつ分かりやすく説明してくれるかといった点を確認しましょう。
店舗に足を運びやすい距離にあるか、オンラインや電話での相談体制が整っているかもチェックしておくと安心です。また、住宅購入は人生の中でも大きな決断です。
将来的な収支の見通しなど、長期的な視点でアドバイスしてくれる担当者がいると心強いでしょう。
団体信用生命保険の内容
団信とは、ローンの契約者が死亡または高度障害になった場合に、保険金でローン残債が支払われる仕組みです。借入者に万が一のことがあっても、家族にローンの負担を残さずに済みます。
最近では、がんや生活習慣病などをカバーする特約付きの団信も増えており、保障内容は商品によって大きく異なります。金利だけでなく、団信の保障範囲や保険料負担の有無をしっかり確認することが大切です。
長期にわたる住宅ローン返済期間において、健康状態の変化は避けられません。将来への備えとして、安心できる保障があるかを重視して選びましょう。
マイホームに住宅ローンを使うならクオリティホームがおすすめ

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項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社クオリティホーム |
住所 | 鹿児島県霧島市隼人町真孝25番地 |
電話番号 | 0995-42-5867 |
公式サイト | https://qualityhome.co.jp/ |
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また、以下の記事ではクオリティホームの会社の特徴や口コミ、施工事例などを詳しく解説していますので、気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。
まとめ
今回は、鹿児島銀行の住宅ローンについて、種類や金利、特徴、諸費用などについて紹介しました。
鹿児島銀行の住宅ローンは、がん保障をはじめとする団体信用生命保険の内容も充実しています。将来の疾病リスクに対して備えながら、安心して住宅ローンを利用したい方におすすめです。
住宅ローンの利用に関して、用意する書類や手続きも多く、難しいです。そして、審査には土地と建物の設計プランや資金計画が必要なため、銀行よりも住宅会社にお願いすることをおすすめします。
あとで後悔しないよう、きちんと資金計画をしながら家づくりをしましょう。