注文住宅で失敗をした最新の7つの事例から学ぶ家づくり

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注文住宅の購入を失敗して、住み始めて後悔してしまう理由は3つ挙げられます。1つ目は、予算や時間が限られる中で住宅仕様を決めているため、どうしても住み始めてから失敗に気づくことが多いということです。

2つ目は、直近の家族構成で設計したために、老後でライフスタイルが変わることです。子供が小さく、親が元気な時は2階も作って広く大きな家を作りますが、歳を重ねると階段の登り降りがきつくなって2階建ては失敗したと感じてしまいます。

3つ目は、注文住宅にトレンドがあることです。原色を使ったり、変わった形の家を選び他人の家と差別化するように最新トレンドの注文住宅を作ったはずが、流行りが終わって周りの家から浮いた存在に見えることが後悔につながるのです。
   
注文住宅は数千万という莫大な費用がかかるからこそ、失敗したくないはず。そこで本記事では、注文住宅によくある失敗事例や失敗しないためのポイントについて解説します。これから注文住宅を建てる方はぜひ参考にしてください。

目次

注文住宅によくある失敗事例7選

さっそく、注文住宅によくある失敗事例を見ていきましょう。今回紹介するのは以下の7つの事例です。

以下でそれぞれ詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。

失敗事例1:キッチンで大失敗

家事は主にキッチンで行うことから、キッチンの失敗は致命的になります。最近の失敗事例として多いのが二型キッチンです。

二型キッチンは天井から見たときに漢字の『二』に形が似ていることから呼ばれるもので、動線が確保できてスタイリッシュに見えることが特徴です。一方で、二型キッチンは壁がないため、調味料等が散乱していることが目立ち、リビングにお客さんが来た時に毎回キッチン周りを掃除しなければなりません。

また、壁がないことで料理の匂いが直接リビングに行ってしまい、リビングでのくつろぎ時間を阻害してしまいます。

失敗事例2:水回りで大失敗

朝は通勤通学のために家族全員がせわしなく準備しています。特に、トイレは混み合うことが多く、一階だけでなく二階にトイレがあると便利です。

しかし、二階は一階に比べて水圧が低く水の出が弱いため、タンク式のトイレにしないと水の出が悪くうまく排水されないこともあり注意が必要です。また、施工ミスがあると水漏れで一階まで被害が及ぶ事例があり、修理費が多額に請求される可能性があります。設計プランの際には、水回りに注意しましょう。

失敗事例3:勝手口で大失敗

昭和や平成では勝手口がある家が一般的でした。しかし、最近は見た目が良くないことやコストがかかることから、勝手口のない間取りが人気になっています。

勝手口がないと入口が玄関に制限され、外構への動線が悪くなるため注意が必要です。特に2、3日に一回行うゴミ出しや毎日乗る車への動線が遠回りになり、移動がおっくうになることがあります。勝手口扉は後で追加できないため、間取りに合わせて作るべきか検討しましょう。

失敗事例4:外壁で大失敗

最新の流行りで多いのが黒っぽい外壁です。白壁に比べると引き締まってかっこいい住宅の印象を受けますが、外壁を黒にすることには落とし穴があります。

黒は反対色である白を引き立たせる効果があるため、白色の鳥の糞が外壁に付着するとその汚れが目立ってしまい、おしゃれな外観が台無しになります。また、黒は日光を吸収する性質から、日中は白壁の家に比べて部屋の中が暑くなり、住宅が不快な空間となりやすいため注意が必要です。

失敗事例5:洗面脱衣室で大失敗

近年のモデルハウスでよく取り入れられている手法として、洗面と脱衣を分けた間取りがあります。コロナ流行期に採用されることが多く、接近頻度を減らすことができ、感染症予防に有効です。

しかし、洗面所での手洗いや歯磨きが、お風呂からの一連の流れでできなくなるため、洗面所と脱衣所を行ったり来たりする移動がとても面倒に感じます。

失敗事例6:照明で大失敗

照明はLED照明が主流になり、様々な色や形のものが販売されています。そのために照明の種類が多種多様で、照明計画時にどれを選べばよいか迷ってしまいます。

照明計画を洗練しすぎると、照明に懲りすぎて設置数が多くなって照明費用が高くなりがちです。また、ショールームなどで使用されている間接照明を多用しすぎて部屋が暗くなる失敗が多発しています。

住まいの明るさは生活のしやすさに大きく影響するため、念入りに計画を立てましょう。

失敗事例7:床材で大失敗

床材の中でも最近多くの人気を集めている無垢材。しかし、中には無垢材を採用したことで失敗したという声もあります。

無垢材は天然の木材から切り出した一枚板のことですが、その性質上、水濡れを放置するとシミになります。さらに、天然素材であるが故に傷や凹みがつきやすく、修繕費用が高額になるため注意が必要です。

本物志向ということで多くの人が無垢床をおすすめしていますが、無垢材を採用するにも注意が必要になります。

注文住宅で失敗しないためのポイント3選

ここでは、注文住宅で失敗しないためのポイントを紹介していきます。意識すべきポイントは以下の3つです。

以下でそれぞれ詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。

ポイント1:会社選びは複数社を比較する

注文住宅で失敗しないために重要なことは、まず住宅メーカーによって得意不得意があることを認識することです。住宅メーカーごとの得意不得意を理解しておけば、あなたの理想を叶えてくれる会社がどこなのか選びやすくなります。

鉄骨が得意、蔵作りは苦手など複数社の得意不得意を比較して、自分の要望にマッチする住宅メーカーを選ぶようにしましょう。最低でも3社以上は比較することがおすすめです。

ポイント2:営業判断だけではなく設計担当者の意見も聞いているか

モデルハウスの見学案内やトータルサポートは住宅メーカーの営業が行います。そのため、営業担当者は間取りなどの設計を任されることが多いですが、設計担当者の意見を取り入れているか確認すべきです。

営業担当者が作る図面は現実性に乏しく、設計上問題ないか設計担当者が図面を確認しています。図面打合せに1回以上は設計担当者に同席してもらい、技術的な観点で実現可能な住宅であることを確認してもらいましょう。

ポイント3:予算に応じて代替案を出してくれるか

注文住宅は営業、設計、施工など様々なフェーズにおいて担当者が関わってくるため、費用がかさんでしまいます。そのため、色々な要望を入れようとすると必ず予算オーバーになります。

そこで、住宅メーカーがお金を掛けずに予算内にユーザーの要望に応えられるかを見極める必要があります。ユーザーの要望に対して代替案を提案し、図面に落とし込んで実際の形にできる住宅メーカーが良いメーカーと言えます。

理想の注文住宅を建てるならクオリティホームがおすすめ

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項目詳細
会社名株式会社クオリティホーム
住所鹿児島県霧島市隼人町真孝25番地
電話番号0995-42-5867
公式サイトhttps://qualityhome.co.jp/

クオリティホームは鹿児島県を拠点とした住宅メーカーで、「自分らしい暮らし」をコンセプトにしています。 大手住宅メーカーと違い、ユーザー目線できめ細かい対応のできる中堅住宅メーカーです。

ユーザーのために勉強会やイベントを定期的に開催し、失敗しない住宅作りのために、注文住宅の知識取得を推奨しています。住み心地の良い空間を手にするために「自分流」の家づくりを、相談から設計までトータルサポートしています。

興味のある方は気軽に問い合わせてみましょう。

まとめ 

注文住宅で重要なことは、住宅のイメージを明確に持つことです。類似の物の色や形を現地で目で見て、自分のイメージと合致した物を選ぶことが失敗しない家づくりにつながります。

また、イメージが明確であればあるほど打合せもスムーズに進みます。きちんと営業や設計に希望の外観、内観、間取りをしっかり伝える事が必要です。先人の失敗事例とその対処法を参考にし、ぜひ後悔のない理想の住宅を実現してください。

本記事があなたのお役に立てれば幸いです。

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