家を建てる時、どうにか価格を抑えることはできないか考えたことはありませんか。価格を抑えるといっても、どこをカットしたらいいのかわかりません。
そのような悩みを一手に解決するのが、ローコストメーカーが作る住宅になります。ローコスト住宅は、通常3〜5,000万かかる注文住宅を1000万円ほどで作れる住宅です。
では、ローコストメーカーはどこがいいのか。また、ローコストメーカー選びを失敗しないためにはどうすればいいのかわからない方もいるでしょう。
そこで、この記事では、おすすめのローコストメーカーについて紹介します。合わせて、ローコストメーカーの選び方からメリットやデメリットまでを解説するので、ぜひ、参考にしてください。
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おすすめのローコストメーカーを5つ紹介
多数ある中で今回はおすすめのローコストメーカーを5社紹介します。
以下の5つを参考にしてください。
➀クオリティホーム
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | クオリティホーム |
設立年 | 2001年3月 |
住所 | 鹿児島県鹿児島市薬師2丁目17番25号 |
会社HP | https://qualityhome.co.jp/ |
1つ目に紹介するのは、クオリティホームです。クオリティホームでは、「R+house」という規格の決まった商品を販売しています。
この商品は手の届く価格設定にもかかわらず、高断熱と高気密により夏でも冬でも、快適な空間で生活することができます。また、建築家との家づくりにより、内装の自由度が非常に高くなっています。
なぜ低価格にもかかわらず、高いコストパフォーマンスが出せるのか。まず、寸法や仕様、外観と設備にルールを定め、家の性能にかかわる断熱材や窓の仕様を固め、無駄な資材の使用を抑えたからです。
次に、メーカーから直発注するシステムと建材を先払いするシステムを採用しているからです。これは、問屋などの中間業者にかかるコストを削減し、住宅会社のサービス費用や倒産リスクをカットするシステムになります。
これにより、経験豊富な建築家が設計した快適な空間デザインの家に住むことができます。
ローコスト住宅でも、設計やデザインに多少こだわりたい人はクオリティホームがおすすめです。
➁アイダ設計
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社アイダ設計 |
設立年 | 1981年6月1日 |
住所 | 〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町二丁目286番地 |
会社HP | https://www.aidagroup.co.jp/ |
次に紹介するのは、アイダ設計です。アイダ設計では、創業時から大切にしている丈夫で長持ちする家をコンセプトにしています。
これにより、アイダ設計の住宅では、震度7クラスの地震に耐えることができます。
また、いい家は高いという概念を覆すために、正直価格でお客様に向き合っています。これは、創業以降、良い家を作るために、培ってきた技術と経験がコストダウンを実現しているからです。
そのため、コストダウンに基づいた無駄のない価格でお客様に安心感を与えています。
このような、お客様対応を第一としたうえで、ローコスト住宅を求めたい方はアイダ設計がおすすめです。
③タマホーム
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | タマホーム株式会社 |
設立年 | 1988年6月3日 |
住所 | 〒108-0074 東京都港区高輪3丁目22番9号 タマホーム本社ビル |
会社HP | https://www.tamahome.jp/ |
3つ目に紹介するのは、株式会社タマホームです。皆さんもコマーシャルでおなじみのことを聞いたことがあるかと思います。
株式会社タマホームでは、施工管理から木材流通、住宅設備の導入を行う独自の体制を構築し、効率化を図り、コスト削減に努めています。
また、タマホームの他社との大きな違いは高性能な設備を大量購入しており、高性能設備を標準サービスとして提供していることです。加えて、保証も国が設定した10年以降も約30年保証と点検システムがあります。
これにより、高性能設備を備えたローコスト住宅は、約40年の保証とアフターサービスがあります。
そのため、充実したアフターサービスと高性能な設備が欲しい方はタマホームがおすすめです。
④桧家住宅
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社ヒノキヤグループ |
設立年 | 1988年10月13日 |
住所 | 東京都千代田区丸の内1-8-3丸の内トラストタワー本館 |
会社HP | https://www.hinokiya.jp/ |
4つ目に紹介するのは、桧家住宅です。桧家住宅では、空調設備が魅力です。
Z空調を採用しており、電気代というランニングコストも考慮しながら、夏は涼しく、冬は暖かな室内を実現します。
また、ローコストというう明確な商品はありませんが、お客様の予算に合った土地探しから施工までを行ってくれます。そのため、ローコストをお望みなら、そのできる範囲で再現できるかを確認する必要があります。
また、なぜ桧家住宅はローコストで実現できるのか。お客様の予算に合わせた住宅づくりはもちろんのこと、桧家住宅では、インテリアなどの設備がある程度規格化されています。
例えば、シチリアンリゾートタイプやジャパニーズモダンです。このように設備がある程度規格化されていれば、コストも抑えることができるでしょう。
このように、家のインテリアにこだわりたい人は、桧家住宅がおすすめです。
⑤ユニバーサルホーム
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社ユニバーサルホーム |
設立年 | 1995年5月 |
住所 | 〒104-0032東京都中央区八丁堀二丁目7番1号 八丁堀サンケイビル5階 |
会社HP | https://www.universalhome.co.jp/ |
最後に紹介するのは、ユニバーサルホームです。ユニバーサルホームでは、多くのローコスト住宅が規格化されています。
例えば、ルピオスやファミーユ、ウィズ・ハートという商品です。
このような商品がなぜ納得のいくローコストで実現するのでしょうか。もちろん、他のローコストメーカーがしているコスト削減は当然行っています。
ユニバーサルホーム独自のコストカットがあります。それはフランチャイズシステムの導入です。このシステムは、商品開発力やスケールメリットと迅速できめ細やかな対応を融合したシステムです。
また、乾式工法をおこなうことで、工期期間の短縮と人件費の削減を行っています。
このようなシステムを導入しているからこそ、お客様が多数の商品を見て、実感するので、お客様のイメージと完成した家のギャップがなくなります。
そのため、規格化された商品の中でも選択権があるので、そういう面でユニバーサルホームはおすすめです。
ローコストメーカーの選び方
ローコストメーカーを選ぶ際、注意するべき店が3つあります。選び方を以下の3つにまとめて説明します。
①住宅の設備を確認する
まず、ローコストメーカーを選ぶ上で、住宅の設備を確認する必要があります。なぜなら、低価格で作られている分、住宅の設備が限られてくるからです。
例えば、キッチンや冷暖房など生活にかかわってくるもののグレードが標準よりも低く設定されています。
また、同じ価格帯であっても、メーカーによって設備のグレードが違う場合もあります。そのため、複数のメーカ同士で比較検討し、自分がどの設備に重きを置いているか明確にする必要があります。
このように、ローコストとはいえ、メーカー同士でも設備のグレードが変わってくるので、しっかりと確認しましょう。
②アフターサービスと保証を確認する
次にアフターサービスと保証を確認することです。なぜなら、低い価格で作られていることは、他のメーカーと比べて、アフターサービスや保証が最低限しか設定されていない可能性があるからです。
アフターサービスや保証は住宅が完成した後に大切なことです。その保証が最低限だと、保証が切れたあとは、安心して住宅に住むことができません。
そのため、ローコストメーカーの中にも、他のメーカーと遜色ない手厚いサービスや保証があるところを選びましょう。
③担当者をしっかりと見極める
最後に担当者を見極めることが大切です。本来であれば、注文住宅を建てる上で、可能な限り私たちの要望が通るようになっています。
ただ、ローコストメーカーは価格が安い家づくりが大前提です。お客様自身も普通に注文住宅を依頼すると厳しいけれど、価格が安いなら手が届くので依頼をします。
そのため、担当者によってはお客様の足元を見て雑な接客をする方もいるでしょう。
だからこそ、しっかりと担当者を見極めて、お客様に親身に寄り添ってくれる担当者がいる会社を選びましょう。
ローコストメーカーのメリット3選
ローコストメーカーには、ほかの住宅メーカーと違うメリットがあります。そのメリットを3つ紹介します。
①コストが抑えられる
ローコストメーカーの1番のメリットはやはりコストが抑えられることです。
コストを抑えることができる要因として、設計から施工まで自社で全てしたり、地元とのつながりで資材の費用や運搬コストを抑えるからです。
また、宣伝広告費や営業などの人件費にお金を使わなかったりするので、ローコストの住宅が実現できます。毎月の金銭的不安や住宅ローンの審査、頭金の準備による家を建てることへの不安も解消できます。
このように、注文住宅のコスト面を第一に考える人にはおすすめです。
②規格が決まっているから工期が短い
次のメリットは工期が短いことです。なぜなら、ローコスト住宅は、規格がある程度決まっているからです。
そのため、通常の家だと7か月から1年かかるところが、ローコスト住宅はその半分の3か月から半年程度で完成します。
その完成までの速さのおかげで、新居である住宅が完成する間、仮住まいの家賃の節約をすることができます。
③シンプルな設計ができる
最後に、シンプルな設計ができることです。例えば、ローコスト住宅では、間取りや外観、設備などがある程度規格化されています。
注文住宅を行う上で、間取りや外観などを考えることは、ある程度知識も必要になってきます。また、メーカーに自分たちの希望を伝えながら、細かい打ち合わせも必要になってきます。
その点、ローコスト住宅はそのような手間を省くことができるので、そのような負担はありません。もちろん細かい打ち合わせも軽い打ち合わせで済みます。
メーカーが長年培ってきた経験と努力があって、効率的な間取りや設備となっています。そのおかげで、シンプルかつ満足度の高い家が作られることでしょう。
ローコストメーカーのデメリット3選
一方で、デメリットはどうでしょうか。デメリットを3つ紹介します。
①設備の品質が劣る
最初に紹介するのは、設備の品質がどうしても劣るデメリットです。ローコスト住宅は、トイレやお風呂、キッチンといった設備が標準されているグレードよりも低く設定されていることがあります。
確かにグレードは低いかもしれませんが、生活をするうえで不便なく使えるものがほとんどです。例えば、キッチンでは通常よりもコンパクトであったり、お風呂やトイレでは、バリアフリーがないことです。
もし、こだわりたい設備がある方は、オプションの追加やグレードアップと必要な分だけ課金をして、予算内に収めましょう。
②設計の自由度がない
次に、設計の自由度がありません。なぜなら、ローコストメーカーの強みは従来の家よりも価格を抑えて家を作れることです。
これを実現させるのは、建築する住宅の均一化です。お客様の要望に応える家づくりよりも、安くと速さを目標に丈夫に作るため、ある程度会社によって規格化されたものが多いです。
また、家を建てる建材も、すでにカットされていたり、ほかの部品や設備も一括で仕入れるため、ローコストで実現できます。
そのような、スピードや安さよりも設計の自由度を優先したい方は、通常の注文住宅会社にお願いしたほうがよいでしょう。
③アフターサービスや保証が少ない
最後に紹介するデメリットは、アフターサービスや保証が少ない点です。ローコスト住宅は低価格を実現させるために、後々メンテナンスがかかってしまう安い建材を使う場合があります。
将来的に建て替えや住み替えを検討している方は重要視しなくてもよいですが、死ぬまで住み続けたい人は別です。長く住み続けたい方は、メンテナンスなどのアフターサービスも踏まえて、計画を立てましょう。
また、保証に関しては、国に定められている引き渡し後10年間の保証のみのケースがあります。11年目以降はハウスメーカーによって変わってくるため、注意が必要です。
このように、長く住む可能性がある注文住宅だからこそ、アフターサービスや保証はじっくりと考えましょう。
まとめ
今回の記事では、おすすめのローコストメーカーからその選び方やメリットとデメリットを解説しました。
ローコストメーカーにも、デザインを重要視する会社や設備を重要視する会社、アフターサービスを充実している会社と様々です。今回はクオリティホーム、アイダ設計、タマホーム、桧家住宅、ユニバーサルホームについて紹介しました。
ローコストメーカーはこれ以外にも多数存在しますが、中でも厳選したものを紹介したので、比較検討してみてください。
また、ローコストメーカーはコストが抑えられる分、設計や設備が規格化されているもので、アフターサービスや保証も最低限なものになります。そのため、お客様によってはメリットにもデメリットにもなりうるものです。
その点に注意しながら、ローコストメーカーを選べば、ローコスト住宅でも満足ができる家になるので参考にしてください。