注文住宅は、土地探しから間取り、デザイン、設備まで、すべて自分の希望に合わせて自由に設計・建築できる住宅です。世界に一つだけのオリジナルの家を建てることができるため、理想の住まいを叶えたい方にとって最適な選択肢と言えるでしょう。
しかし、注文住宅の特徴や価格を知っておかなければ、契約した後に後悔する可能性もあります。一口に注文住宅と言っても、価格帯によって建てられる家が異なるのが実際です。
そこで本記事では、注文住宅の価格や費用の内訳を詳しく解説します。あなたの理想とする家づくりに適しているのか、ぜひ参考にしてください。
また、以下の記事では当メディアが厳選した霧島市でおすすめの注文住宅会社を紹介していますので、気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。
注文住宅の平均金額は？
注文住宅の平均金額は、土地の購入費用を含めた場合で約4,606万円、土地の購入費用を含めない場合で約3,055万円です。ただし、これはあくまでも全国平均であり、地域や建築会社、使用する材料や設備などによって大きく異なります。
国土交通省によると、三大都市圏（首都圏、近畿圏、中部圏）の平均金額は4,504万円となり、全国平均よりも高くなっています。注文住宅の場合は、間取りや外観、仕様など、すべてを自分の希望に合わせて設計するため、費用が多くかかってしまうでしょう。
注文住宅の費用の内訳は？
注文住宅の費用の内訳は、主に2つあります。
上記の内訳を合計した金額が注文住宅の費用です。一般的には、土地代と建物に関する費用の合計が、注文住宅の総費用の80％～90％程度を占めます。
土地代
注文住宅を建てるためには、まず土地を購入する必要があります。土地代は、立地条件、広さ、地盤の状態などによって大きく異なります。
全国平均の土地代は約1,622万円ですが、東京圏では約5,000万円を超えることも少なくありません。また、土地の所有にあたっては、固定資産税や都市計画税などの税金が課されるため、注意が必要です。
注文住宅は土地だけでなく建物にも費用がかかります。土地のことだけを考えて、高い土地に決めてしまうと、家づくりにかける予算が足りなくなってしまう可能性もあります。
無理のない予算をしっかり考え、土地と建物それぞれにかけるバランスをしっかり考えておきましょう。
建物に関する費用
建物に関する費用は、3つに分けられます。
| 費用内訳 | 内容 | 金額 |
|---|---|---|
| 本体工事費 | 家の構造、設備、仕様など | 延床面積1坪あたり60万円～80万円程度が目安 |
| 付帯工事費 | 外構工事、塗装工事、カーテンレール設置工事など | 本体工事費の10％～20％程度が目安 |
| 諸費用 | 登記費用、建築確認申請費用、火災保険料、固定資産税など | 本体工事費の5％～10％程度が目安 |
本体工事費用は全体の約70%以上を占めると言われています。ただし、基本的には上記の費用には、庭や門、塀、駐車場など、建物の外回りの工事はここに含まれないため、注意が必要です。
引っ越し費用
引っ越し費用は、引っ越し距離や荷物の量によって異なりますが、一般的には、10万円～20万円程度が目安となります。ただし、引っ越し代を抑えるためには以下の方法があります。
- 繁忙期(3~4月)を避ける
- 荷物を減らす(断捨離する)
- 複数の引越し業者から見積もりを取る
- 自分でダンボールなどを用意する
これらを意識することで、引っ越し費用を大きく下げられる可能性があります。さらに、少しでも費用を抑えたい人は、可能な範囲で自分達で対応することをおすすめします。
予算別に見る注文住宅の特徴
ここからは予算別に注文住宅の特徴を見ていきましょう。
注文住宅を検討している方は、要チェックです。
1000万円台
1000万円台の注文住宅では、希望の広さや条件を満たす土地を見つけるのは容易ではありません。そのため、駅から離れた郊外の立地や、狭小地を選ぶケースが多くなります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 延床面積 | 20～30坪程度 |
| 間取り | シンプルな間取り 部屋数を減らしたり、LDKを広くしたり、収納スペースを減らしたりするなどの工夫が必要 |
| 設備 | 標準仕様（アップデート。オプション不可） |
| その他 | 外構工事や家具などは別途費用が必要 |
上記の通り、土地、建坪、間取り、設備、仕様などに制限があるため、自由度は低くなります。しかし、工夫次第で、自分たちの理想に近い家づくりを実現することはできるでしょう。
3000万円台
3000万円台で注文住宅を建てる場合、全国平均の建築費用で家づくりをすることになります。そのため、現実的な選択肢で住宅を実現することが可能です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 延床面積 | 延床面積は30～40坪程度 |
| 間取り | 3LDK～4LDKの間取り（デザインや設備にこだわった間取りが可能） |
| 設備 | 高性能な設備や仕様に変更も可能 |
| その他 | 外構工事や家具なども含められる場合が多い |
3000万円台の注文住宅になると、自分たちの理想に近い家づくりを実現することが可能になります。さらにオプションなど選択肢の幅も増えるため、より良い住まいを実現できるでしょう。
5000万円以上
5000万円以上で注文住宅を建てる場合、全国平均の建築費用に比べて高額な予算で家づくりをすることができるため、自由度が高まります。広さ、デザイン、設備、間取りなど、理想の住まいをより具体的に実現できるでしょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 延床面積 | 延床面積40坪以上 |
| 間取り | 4LDK～5LDKの間取り （こだわりのデザインや間取り） |
| 設備 | 高品質な設備や仕様 |
| その他 | 外構工事や家具、カーテンなども含められる |
5000万円以上の注文住宅は、デザインの自由度が高まるからこそ、希望の土地や間取り、デザインなどを具体的にイメージすることが大切です。デザイン性や機能性にこだわった自分だけの理想のマイホームが実現できるでしょう。
注文住宅の注意点
注文住宅を建てる際は、以下のことに注意しましょう。
これらを注意しなければ、後々後悔する可能性があるので要チェックです。
予算を事前に決めておく
注文住宅を建てる際は、予算を事前に決めることが大切です。予算が決まらなければ、希望の条件、理想の土地が定まらず、土地探しや住宅メーカー探しに難航してしまいます。自分達にとって何が大切なのか優先順位を立てましょう。
また、予算を決める際には、無理のない範囲で決めることが大切です。無理に予算を抑えてしまうと、希望の条件に合う土地を見つけられなかったり、理想の住まいを建てることができない可能性があります。
無理のない予算をしっかり考え、土地と建物それぞれにかけるバランスをしっかり考えておきましょう。
住宅メーカーを慎重に選ぶ
注文住宅では、住宅メーカーとの相性が大切です。センスや会話のテンポ、暮らしへの価値観が近い住宅メーカーを選ぶことが、注文住宅を成功させるポイントです。
そのためには、複数の住宅メーカーから、相見積もりをとるといいでしょう。同じリフォームをする内容でも業者によって価格が異なります。
比較検討して、自分達の理想の住まいを実現できる住宅メーカーを選びましょう。
注文住宅を建てるならクオリティホームがおすすめ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社クオリティホーム |
| 会社住所（R+house霧島姶良） | 鹿児島県霧島市隼人町真孝25番地 |
| 会社住所（R+house鹿児島南） | 鹿児島県鹿児島市薬師2丁目17番25号 |
| 対応エリア | 鹿児島県 |
| 公式サイト | https://qualityhome.co.jp/ |
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クオリティホームが得意としているのは、自然を最大限活用したパッシブデザインです。自然ならではの落ち着ける空間を実現できます。
性能とデザインの他にも、インテリアにこだわっているのも特徴です。理想の住宅を叶えるために、インテリアコーディネーターが的確なアドバイスをしてくれます。
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まとめ
注文住宅は価格帯によって、実現できる範囲が大幅に異なります。デザインや性能など、どの部分に優先的に力を入れるかを事前に考えて、予算を立てましょう。
理想の注文住宅を実現するには、住宅メーカーの専門家のアドバイスが欠かせません。注文住宅で失敗しないためにも、本記事で解説した内容を参考にして注文住宅を建ててみてください。
本記事があなたのお役に立てることを願っております。
